マンション維持修繕技術者試験 05-29

【問題29】マンション大規模修繕工事における監理者の業務に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.塗装工事では、気象条件に留意し、降雤雪、気温、湿度、風速などを確認する。

2.塗装工事では、必要に応じた試験施工を実施し、実際の壁面で既存塗膜との適合性を確認する。

3.防水工事では、工事着手前に漏水がなくても、屋根防水の完了検査として必ず散水試験を行わせる。

4.シーリング工事では、既存シーリング材の撤去状況、バックアップ材の有無、新設シーリング材の厚みに留意する。


■ANS 3

屋根まわりの防水工事に関連して、水をまいて漏水のあるなしを確かめる行われる試験。水張り試験と異なり、散水試験をしたからといって、完成後の漏水を必ずしも防止できるわけではない。
気休めの試験。