マンション維持修繕技術者試験 05-24

【問題24】マンションの修繕設計における積算業務に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.修繕設計業務における建築の数量積算では、一般に平面図及び立面図の竣工図があればよい。

2.マンションの竣工図は、現建築物と相違している部位がある場合があるので、現地調査の際の確認が必要である。

3.竣工図面の長さ寸法はmm(ミリメートル)表示だが、積算時の長さ寸法表示はm(メートル)でよい。

4.一般的に、修繕設計見積内訳書に記入する積算数量は、小数点以下第2位を四捨五入して小数点以下第1位での表示とし、100以上の場合は整数で表す。


■ANS 1


新築マンションの場合は設計図書、工事請負契約による請負代金内訳書、数量計算書等を参考として、また、既存マンションの場合は現状の長期修繕計画を踏まえ、保管している設計図書、数量計算書、修繕等の履歴、現状の調査・診断の結果等を参考として、「建築数量積算基準」等に準拠して、算出する。