マンション維持修繕技術者試験 10-27

【問題27】マンションの各住戸鋼製建具及びアルミ製手摺りの改修工事に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.手摺りに使用するアルミニウム合金の複合皮膜とは、陽極酸化皮膜の上にさらに塗装するもので、耐食性に優れた表面処理方法である。

2.各住戸のアルミニウム製建具の気密性は、日本工業規格により規定されているが気密性等級の数値が小さいほどすきま風が尐ないとされている。

3.アルミニウム合金製手摺りの取付け時強度は、(財)ベターリビングにて規定されているが、300型の手摺りを共用廊下に設置する場合には、水平荷重強度2950N/mが必要とされている。

4.各住戸の玄関鋼製建具の改修工法としては、大きく「かぶせ工法」、「扉交換工法」、「撤去工法」の3つに分類される。

■ANS 2

耐風圧性、気密性、水密性、遮音性、耐熱性のいずれもJIS等級では数値が大きいほど性能がよい