マンション維持修繕技術者試験 11-30

【問題30】配管設備の劣化詳細診断方法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.水道用亜鉛めっき鋼管の診断方法の一つとして、超音波厚さ計による方法があげられる。

2.銅管の診断方法の一つとして、ファイバースコープによる方法があげられる。

3.排水鋳鉄管の診断方法の一つとして、サンプリングにより抜管する方法があげられる。

4.排水用ライニング鋼管の立て管の診断方法の一つとして、腐食モニターによる方法があげられる。


■ANS 4


腐食モニター装置計測調査とは…
土中埋設管を対象とする方法であり、コンクリート埋設管は除外する。土中埋設場所の腐食環境として、土壌の腐食電位・土壌比抵抗・自然腐食速度(分極抵抗)・管対地電位・接地抵抗を測定することにより、対象の配管系統の腐食速度を推定し、劣化状況を測定する。調査は対象配管と照合電極・プローブ管の電気関連データを建物周辺で測定する。