マンション維持修繕技術者試験 11-29

【問題29】内装に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.マンションで使用される床暖房設備には、電気式のものと温水式のものがある。

2.木造床組は、一般的にコンクリートスラブにモルタル塗りこて仕上げのことをいい、その上に直接仕上材を張る工法が木造床組工法である。

3.直天井下地は、インサート又はアンカーにつり木を釘止めし、野縁を格子に組む下地で、安価で施工性が良い。

4.床の仕上材として、マンションの専有部分において最も多く利用されているものは、タイルカーペットである。


■ANS 1


②文は直床の説明
木造床組…床スラブの上に木造の大引き+根太+合板で構成する床組であり、その上に仕上材を張る工法が木造床組工法である。

③文は木造下地の説明
直天井下地…スラブ天井面をモルタルでならしたもので、安価で施工性が良いが、既存壁を撤去した場合の下地段差処理、照明器具の移設が困難等の短所がある。

④タイルカーペットはあまり使用されない。
クッションフロア、ホモジニアスビニル床タイルなどはよく使用される。