マンション維持修繕技術者試験 10-33

【問題33】マンションの給水設備に使用される給水ポンプに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.高置水槽方式の揚水ポンプは、通常1台設置して自動制御運転とする。

2.直送ポンプユニットとは、小流量で長く運転すると給水ポンプ内が加熱焼損する恐れがあるため圧力タンクを内蔵させて、小流量時には給水ポンプは運転せずに圧力タンクを通して水を供給するものである。

3.ポンプ室内の給水ポンプは、騒音・振動の対策としてコンクリート基礎の上に直接堅固にボルト固定するのが一般的である。

4.給水ポンプをコンクリート基礎の上に直接固定する場合の耐震対策としては、伸縮継手で地震時の変位を吸収する工法がとられる。

■ANS 2

①高置水槽方式の揚水ポンプは通常、故障に備えて2台交互
運転が基本

③給水ポンプは防振架台上に設置するのが一般的(耐震ストッパーで支持を行う。)

④ポンプを直接基礎に固定する場合は、ポンプと配管の接続部において無理な力が作用するので、可とう継手等で変位を吸収する。