マンション維持修繕技術者試験 10-32

【問題32】マンションの給水設備に使用されている配管材料及び配管方式に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.給水管として、 1975 年頃まで亜鉛めっき鋼管が多く使用されていたが、この管材は通称白ガス管と呼ばれ、さび易い欠点があるとされている。

2.マンションの専有部分で使用される給水・給湯管としては、 1990 年頃から耐熱性、耐食性に優れた架橋ポリエチレン管やポリブデン管などの樹脂管の採用が多くなっている。

3. 2000 年頃から新築マンションでは、耐久性のあるステンレス鋼管を共用部給水管に採用する例が増えてきており、通常SUS304の材質が多く使われている。

4.専有部分の給水・給湯配管方式として、多く使用されるさや管ヘッダー方式とは軟質の樹脂管の保護を主たる目的としてさや管を使用する方式である。

■ANS 4

さや管ヘッダー方式の特徴を述べていますが、さや管ヘッダー方式の特徴は、樹脂管の保護というよりは、将来の配管更新の利便を考えて、ということ