マンション維持修繕技術者試験 04-34

【問題34】マンションに用いられる換気設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.超高層マンションの台所換気に、第一種機械換気方式を用いた。

2.SEダクト方式による排気方式は、室内とダクトの圧力のバランスが崩れると、煙や臭気が逆流することがある。

3.排気に用いられるダクトの吹き出し口が、延焼の恐れがある部分に掛かる場合には、温度ヒューズ付きのダンパーが必要とされる。

4.マンションの居室において、第一種・第二種・第三種ホルムアルデヒド発散建築材料を使用した場合、国土交通大臣の認定を受けた居室を除き使用面積に応じた換気設備が必要とされる。

■ANS 4

ホルムアルデヒドを発散する建材を使用しない場合でも、家具からの発散があるため、原則としてすべての建築物に機械換気設備の設置が義務づけられました。例えば住宅の場合、換気設備が0.5 回/h 以上の機械換気設備(いわゆる24 時間換気システム等)の設置が必要です。

http://www.howtec.or.jp/kokomademokuzai/indoorair/1.html