マンション維持修繕技術者試験 06-04

【問題4】鉄筋コンクリートの劣化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.ジャンカとは、打設されたコンクリートの一部に粗骨材が集まってできた空隙の多い不良部分をいう。

2.コールドジョイントとは、コンクリートを打ち継ぐ時間が空き過ぎた場合に、後から重ねて打ち込まれたコンクリートが一体とならない打ち継ぎ面が生じることをいう。

3.アルカリ骨材反応とは、アルカリ性の高い骨材を使用することにより、セメントと化学反応を起こし、障害が発生することをいう。

4.塩害とは、コンクリートに塩分が侵入した時に、塩素イオン(Cl-)の存在によって鉄筋表面の不働態皮膜が破損され、鉄筋腐食が発生し、障害が発生することをいう。


■ANS 3 ×


アル骨は、コンクリートに含まれるアルカリ性の水溶液が骨材(砂利や砂)の特定成分と反応し、異常膨張やそれに伴うひび割れなどを引き起こす。