マンション維持修繕技術者試験 ０４-３０

【問題30】マンションの大規模修繕工事における竣工検査及び竣工引き渡しに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

１．監理者が作成提出すべき書類としては、監理日報、工事月報、検査報告書、打ち合わせ記録、工事監理業務完了報告書などがある。

２．バルコニーの完成検査は、当該住戸の居住者も行い、全戸の完了承認印を受領しなければ引き渡しすることはできない。

３．竣工図書には、竣工引き渡し後の定期点検要領書、アフターケアー体制表など工事記録以外の書類も含まれる。

４．外壁大規模修繕工事には、新築工事と同じく「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の瑕疵担保責任の特例が適用される。

■ANS　３

①監理者は、施工業者が作成する工事記録・工事完了届・保証書等の各種書類を確認し、工事監理報告書とともに、管理組合に提出し承認を受ける。

②監理者は施工会社からの申し出により竣工検査を行い、高次の契約条件が遂行されたことを確認し、管理組合への引渡しに立ち会う。

④外壁大規模修繕工事に品確法の適用はない