マンション維持修繕技術者試験 11-13

【問題 13】コンクリートの補修工法に関する次の記述のうち、最も適切なのも
はどれか。


1.ひび割れ補修で注入する樹脂は、シリコーン樹脂である。

2.軽微なはがれや浅い欠損を充填して補修する材料には、ポリマーセメント
モルタルが用いられる。

3.エフロレッセンス補修方法には、表面をはつり取り修復する方法と、空疎
部にエポキシ樹脂を加圧充填する方法がある。

4.中性化抑止のため表面に塗布する薬剤は、ウレタン樹脂系が多い。

■ANS 2


①エポキシ樹脂

③薬剤による除去方法と、電動サンダー等による機械的研磨除去方法がある。P175

④中性化抑止処理は、表面に気密性の高い材料を塗布し、コンクリート内への炭酸ガス侵入を阻止する表面処理工法や、リチウムシリケートを主成分とする薬剤塗布により中性からアルカリ性に回復させる工法等がある。
又、最近は電気化学的な補修方法として再アルカリ化工法と呼ばれるものが開発されているが、実用化には至っていない。