マンション維持修繕技術者試験 08-13

【問題13】鉄筋コンクリート造の補修について述べた次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.ひび割れ補修の自動式低圧エポキシ樹脂注入工法では、幅の狭いひび割れでも注入することが可能で、注入量を管理しやすい。

2.ひび割れ補修の機械式エポキシ樹脂注入工法では、可使時間の長い低粘度のエポキシ樹脂を用いる。

3.ジャンカ補修は、表面をはつり取り修復する方法と、空隙部にエポキシ樹脂又はポリマーセメントスラリーを加圧充てんする方法に大別される。

4.ポリマーセメントモルタル充てん工法においては、最大仕上厚を30㎜程度以下とし、これを超える場合はエポキシ樹脂モルタル充てん工法を採用する。

■ANS 2


可使時間とは接着剤に硬化剤、架橋剤、触媒などを混合した後、粘度や状態が使用に耐えられなくなるまでの時間。

自動混合注入装置を用いて、ヒビ割れの上に50〜300mm間隔で取り付けた注入用パイプから、可使時間の短い中粘度のエポキシ樹脂を電動ポンプで注入する工法