マンション維持修繕技術者試験 06-19

【問題19】マンションの塗装工事の修繕設計に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.コンクリート下地面の既存塗膜脆弱部分は、シーラーを用いて押さえることができる。

2.最近の環境対応を考慮し、鉄鋼面の塗り替え用さび止め塗料には鉛系さび止め塗料を用いる。

3.室内に塗装する場合の塗料は、ホルムアルデヒド放散量の等級区分でいうF☆☆☆☆印の種類を用いる。

4.既存金属面塗膜のさびの発生が著しい場合の下地処理は、一種ケレンを原則とする。


■ANS 3


①押さえるのが目的ではなく、改質させる事が目的でシーラーが使われる

②鉛系さび止め塗料は健康障害等が懸念されている為、仕様されない

④さび落しをケレンという。
塗り替えの場合、その程度により4種類に分けられ、2、3種が一般で4種は望ましくない。
1種は古い塗膜および付着物を完全に除去し、全鉄肌を露出し表面をピカピカにするものをいう。