マンション維持修繕技術者試験 08-50

【問題50】区分所有法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.「建替え」とは、建物を取り壊して再建することであるが、必ずしも建物が現に存在している必要はない。

2.大規模滅失の復旧決議に賛成しなかった区分所有者は、買取請求権を失うことになる。

3.建替え決議における売渡し請求権について権利を行使できる者は、建替えへの不参加が確定した者である。

4.建物の価格の2分の1以下に相当する部分が滅失したときは、各区分所有者は、集会の決議があった場合を除き、単独で滅失した自己の専有部分のみならず、滅失した共用部分も復旧することができる。


■ANS 4


①現に存在している必要がある。

②大規模滅失に係る集会の決議の日から2週間を経過した時は、決議賛成者以外の区分所有者は、建物又はその敷地に関する権利を時価で買い取るべきことを請求することができます。

③売渡し請求権を行使できるもの
1.建替え決議に賛成した区分所有者
2.建替え決議の内容により建替えに参加する旨を回答した各区分所有者
3.1及び2の者の全員の合意により区分所有権および敷地利用権を買い受けることが出来るものとして指定されたもの