マンション維持修繕技術者試験 05-18

【問題18】外壁面の下地補修に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.中性化抑止工法の中には、薬剤の塗布含浸によりコンクリートの中性化部分を弱アルカリ性に回復させるものがある。

2.既存塗膜の除去には、剥離材と高圧水洗浄や超音波剥離機を併用して行う方法がある。

3.塩害対策工法では、塩害防除用防錆剤の塗布含浸により塩分を除去することができる。

4.ALCパネルの鉄筋露出箇所の補修工法は、鉄筋コンクリートの場合と同様である。


■ANS 2


①強アルカリ性

③鉄筋の錆は、塩分、水、酸素の3つによって起こります。したがって、これらが外部からコンクリート中に入らないよう、コンクリート表面に施した塗装で遮断する方法が、塩害対策のためのコンクリート保護工法です。