マンション維持修繕技術者試験 05-08
【問題8】コンクリ−トの強度や凍害による劣化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.コンクリートの強度の調査診断は、1次診断において反発硬度法による強度レベルの調査を行い、高次診断の必要性を判断する。
2.コンクリート強度の評価は、コンクリートの設計基準強度を満たしているか否かを主な判断基準とする。
3.コンクリートの凍害とは、打設後の浮上水(自由水)が凍結してコンクリートを破壊する現象をいう。
4.凍害の場合には、紋様ひび割れなど特有のひび割れパターンを生じることが多い。
■ANS 3
コンクリートの細孔中に含まれる水分が凍結し、その相変化に伴う直線的な膨張圧、水分の移動圧等によってコンクリートが破壊される現象