マンション維持修繕技術者試験 05-02

【問題2】マンション建物に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さとは、鉄筋の中心から鉄筋を覆うコンクリートの表面までをいう。

2.日本建築学会・建築工事標準仕様書JASS5(以下JASS5という。 )「鉄筋コンクリート工事」における設計基準強度の範囲としては、18、21、24、27、30N/㎟があり、33N/㎟以上は高強度コンクリートとし、上限は設けていない。

3. JASS5の計画供用期間の級を長期としたマンションには、コンクリート強度30N/㎟以上が必要とされている。

4.プレキャスト(以下PCaという)コンクリート造で床スラブに用いられるボイドスラブとは、コンクリートスラブにPC鋼線を配置し、コンクリートを打設した、ハーフPCaコンクリート床版のことである。


■ANS 3

①コンクリートの表面から鉄筋の表面までの距離

②33N/㎟以上 → 36N/㎟以上

④ボイドスラブとは、鉄筋コンクリート造スラブの内部に計画的に中空部を設けたスラブ構造