マンション維持修繕技術者試験 04-50

【問題50】マンションの大規模修繕工事に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.管理組合と請負業者が結ぶ工事請負契約書に添付する工事請負契約約款は、民間(旧四会)連合協定の約款を用いなければならない。

2.工事請負契約書には、監理者が必ず記名、押印しなければならない。

3.建築基準法でいう、マンションのいわゆる大規模の修繕の監理者は建築士でなければならない。

4.工事の請負契約書には、施工業者を保護するため、着工時、中間時、竣工時の3回に分けた支払い条件を明記しなければならない。



■ANS 3

①工事請負契約約款とは工事請負契約に基づいて、発注者、工事請負者等の関係者がそれぞれの立場で履行すべき事項を詳細に定めたもので、一般的には「民間(旧四会)連合協定工事請負契約約款」によるものが利用されています。ただし、必ずこのフォーマットでなければいけないわけではない

②修繕工事の発注者である管理組合と工事の請負者である施工会社及び工事監理者が記名・捺印します

④工事代金の支払い方法は、一般的に、着手時、中間期、完了期の3回に分割する方法が採られますが、工事の中間までに支払う金額は、それまでの工事進捗率と同等以下の割合に相当する金額を契約内容とするのが一般的です。絶対ではない。

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