マンション維持修繕技術者試験 10-36

【問題36】マンションの排水通気管に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.近年新築及び改修工事で多用される特殊継手排水システムでは、排水立て管内の流れと排水横引き管の流れの交差を円滑にし、また排水立て管の流速を減じる工夫がなされている。

2.特殊継手排水システムの性能は、建築基準法に規定されており、試験方法、能力の判定法、表示法などが基準化されている。

3.排水通気方式のうち、各個・ループ通気方式は、排水管と通気管の2管を有する方式であり、共用部分の便所及び店舗などに多く採用されるが、マンション住戸内での採用は比較的少ない方式である。

4.通気管の末端は、通気口と呼ばれ排水がある程度流れると末端の通気口では負圧となり外気の吸入を行うが、排水がされていない時は排水管内の臭気が外気に排出されるため住戸窓等開口部との離隔が必要となる。

■ANS 2

このシステムは建築基準法に規定されているものではなく各社各様