マンション維持修繕技術者試験 10-17
【問題17】タイル張り外壁の補修工事及び修繕設計に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法は、タイル陶片の浮き補修にも多く適用される。
2.新規のタイルを全面に張る工法としては、既存外壁面に取り付け金具をアンカー固定し、乾式工法にてタイルを取り付ける選択もある。
3.アンカーピンニング全面ポリマーセメントスラリー注入工法は、タイルの浮きしろが1.0mmを超える場合には、適用されない。
4.先付け工法によるタイル張りの広範囲に亘るひび割れ補修方法としては、注入口付きアンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法が適している。
■ANS 2
①タイル陶片の浮きに用いるのは「タイル固定工法」
③浮きしろが1.0mmを超える場合の工法が当該工法
④モザイクタイルなどの小口タイルには注入口付きは適当な工法ではない