マンション維持修繕技術者試験 09-13
【問題13】コンクリ−ト強度の調査診断に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか
1.コンクリ−ト強度の調査診断は、一般的に一次診断において資料調査及び音感レベルを含めた目視の調査を行い、高次診断の必要性の有無を判断する。
2.コンクリ−ト強度の二次診断・三次診断の方法としては、一般的にコア採取法、モルタルバー法、赤外分光分析法等があげられる。
3.音波速度によるコンクリ−ト圧縮強度の調査診断は、内部の骨材、鉄筋の量及び配置等多くの要因の影響を受けるため、精度の高い結果を得ることは難しいとされている。
4.反発硬度法とは、硬化コンクリ−トの表面を、シュミットハンマ−で打撃したときの衝撃硬度レベルから、コンクリ−トの圧縮強度を推定する方法である。
■ANS 3
①一時診断において強度レベルの推定調査を行い、高次診断の必要性を判断する。
②二次、三次診断の調査方法としては、反発硬度法、超音波法、小径コア法及び標準コア法があげられる
④衝撃硬度ではなく、反発度から判断する。