マンション維持修繕技術者試験 05-42

【問題42】マンション設備の改修に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.住棟セントラル給湯方式の改修では、最近、局所給湯方式に変更するケースが多い。

2.冷暖房設備の改修では、これまでの個別方式からセントラル方式に変更するケースが多い。

3.テレビ共同受信設備の改修では、これまでの分岐・分配方式から直列ユニット方式に変更するケースが多い。

4.各住戸への配電方式の改修では、交流単相2線式のものを交流単相3線式に変更するケースが多い。


■ANS 4


①戸別給湯方式に変更するケースが多い

②冷凍機、熱交換器と室内外空気の循環によって温風や冷風を作り出し、冷暖房に利用するもので、機器が中央機械室や各フロアにあり、ダクトで各室へ分配送風するタイプを中央式、各室に冷凍機、熱交換器を設置するタイプを個別式という。

セントラル方式 → 中央式

③共聴設備の配線方式には、縦配線(直列ユニット方式)とスター配線(幹線分岐方式)とがありますが(次頁の図を参照)、従来の集合住宅では、縦配線が一般的です。

縦配線でテレビ配線の取替えが可能な場合は、配線の取替えに併せて機器類(アンテナ、ブースター、分岐・分配器、直列ユニット)も取替えることが一般的です。この際、1住戸2テレビ受口とし、BS(共同)アンテナを新設するなどにより、テレビ視聴環境を改善することがよく行われます。

http://www.h-mansion-net.npo-jp.net/saisei/telebi10.html